会長挨拶

本年、世田谷区弓友会は発足50周年を迎えました。
発足以来、数多くの諸先輩をお迎えし現在の会員数は120人に迫る組織となりました。大きな組織となりましたが、切磋琢磨し、お互いを高め合っていけるような環境を作りたいと思っております。

指導については、審査に向けて毎週木曜日の体配・射技指導を行い、初心者を含む弓歴の浅い会員に対しては、男女二名の指導者を任命して日々の射技指導を行っており、そのほか教士・錬士の称号者が15名在籍しており、指導を仰ぐ機会には恵まれております。
行事としては、四大会(総会射会・百射会・忘年射会・新年射会)が実施され、競技や余興など盛り沢山の催し物で親睦の機会を図っており、運営には会員の自主運営に委ねるため、各行事に委員を任命し立案・準備・施行を行っております。

武道を志向する者は、厳しさの中に優しさを湛え、優しさの中に厳しさを秘めなくてはなりません。
弓道が教えてくれる躾や慎み、和敬、克己、反省などの徳目を体得するための環境作りが、私に与えられた使命と捉え日々精進して参ります。

会長 榎本 治男